日常の費用の支払いの中に『保険料』があります。
『保険料』として計上する保険には、火災保険、自動車保険、運送保険などの損害保険、役員や従業員を被保険者とする生命保険などがあります。
<損害保険料について>
損害保険は、偶発的な事故による経済的な補てんをすることを目的としています。
火災保険、傷害保険、運送保険、盗難保険、損害賠償保険、自動車損害賠償保険、動産総合保険、労働者災害補償保険などがあります。
会社が負担する保険料で公的な厚生年金保険、健康保険、介護保険、雇用保険、労災保険の保険料は、『法定福利費』で処理します。
損害保険料が「掛け捨て」の場合は、『保険料』として支払い時に費用とします。
また、同じ損害保険でも財畜性のあるものは、保険の契約の終了時、または保険事故の発生時までは『資産』として計上することが原則となっています。
<生命保険について>
生命保険は、役員や社員を被保険者とし、死亡保険、生存保険、生死混合保険があります。
具体的には、定期保険(死亡保険)と養老保険(生死混合保険)に分類します。
養老保険は、保険契約者、被保険者、保険金受取人のそれぞれの態様により、『保険料』の取り扱いが異なります。
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