[ 「返品」と「値引」について

「返品」について

「返品」とは、既に売上として計上した商品が、先方の注文した商品と違っていたり、納品した商品が破損していたりなどで、商品が返却されることをです。このような場合は、「売上」の取り消しになります。

仕訳をする場合は、既に売上(掛売り)として計上されたものを取り消すことになります。

 商品を納品したとき 
   (借方)     (貸方)
  売掛金 ×××   売上 ×××
 
 返品になったとき
   (借方)     (貸方)
  売上  ×××   売掛金 ×××

反対に、仕入れた商品が、注文商品と違っていたり破損していた場合には、仕入先に返却します。
仕入(掛け仕入)の一部を返品したときは、仕入の取り消しになります。

仕訳は、
   (借方)      (貸方)
  買掛金 ×××   仕入 ×××


「値引」について

「値引」とは、販売した商品に汚れ、傷などがあったなどの理由で、本来の値段より安くすることです。
仕訳をする場合は、既に売上(掛け売り)に計上済みの商品を「値引」することになります。

   (借方)      (貸方)
  売上 ×××   売掛金 ×××

反対に、仕入れた商品に汚れ、傷などがあったために本来の値段より安くしてもらう場合は、「値引」になります。
既に仕入(掛け仕入)で計上済みの商品に対して値引を受けた場合の仕訳は、

   (借方)      (貸方)
  買掛金 ×××  仕入 ×××

「返品」の場合も「値引」の場合も仕訳は、同じですが、「返品」と「値引」では言葉の意味、仕訳の内容が異なります。

スタッフ:I