私達の普段の生活において、あまり消費税を意識する事は
少ないと思いますが、1年間に購入した物品等に含まれて
支払っている消費税額の総額となると、結構な金額になります。
消費税率は、国税である消費税4%と地方消費税1%の合計の5%となり、国にとっては大きな財源です。
(たばこ税などの個別に係る消費税の話は除きます。)
私達が支払った消費税額は、その受け取った会社や個人事業者が
通常1年分をまとめて、税務署に納税します。
申告・納税期限は、下記となります。
会社の場合−事業年度終了の日の翌日から2ヶ月以内、
個人事業者−3月31日
会社や個人事業の方は、受け取った消費税相当額を特に意識せず
会社の経費に使用してしまうと、いざ申告・納税になって
大変な思いをすることもあります。
また、会社を設立する場合にも、大きな注意点があります。
通常、設立第1期と第2期の消費税は免税されますが、
設立時の資本金額を1千万円以上の場合には、設立第1期は
消費税が免税されません。
(第2期開始時の資本金額が1千万円以上の場合は、第2期も
免税されません。)
他にも、細かい注意点がありますので、消費税については、
より慎重に扱う必要があります。
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