医療費控除の控除額

2月になり、所得税確定申告の準備に入る時期になりました。

今回は、医療費控除について書きたいと思います。

「医療費を10万円以上払っていたら、控除が受けられる」という話を聞いたことがある方も多いと思います。

医療費控除額を簡単に表現すると、

(実際に支払った医療費の合計額−保険金などで補てんされる金額)−10万円(※) となります。

ですが、(※)について、全員一律10万円ではありません。

その年の総所得金額等が200万円未満の人は、10万円ではなく、総所得金額等5%の金額を差し引くことになります。

具体的に、収入が給与のみで年収145万円の人で考えてみます。

 給与収入 145万円  → 給与所得 80万円

 80万円×5%=4万円になります。

つまり、例えば、医療費の支払額が9万円かつ保険金などで補填される金額がゼロの場合は、9万円−4万円=5万円が医療費控除額になります。

上記のように、医療費の支払いが10万円以下の場合でも、医療費控除を受けられるケースがあります。
総所得金額等が200万円未満の人は確認してみるとよいでしょう。